中学生の教材はいい加減男子には管理できない?
中学校に入学すると同時に大量の教科書を持ち帰ってくるわけなんですが、我が家の息子は管理にとても苦労しています。
中学校では小学校の時に比べ、自分で管理しなければならない副教材がやたらと多いんです。
例えば息子の学校では一番多いものが国語ですが、
- 教科書
- ノート
- ワーク
- ワークの答え
- 基礎整理(問題集みたいなもの)
- 国語便覧
- 文法ノート
- 辞書
計8冊です。
この中でも
「学校のロッカーに置いておくもの」
「家に持ち帰って良いもの」
が決められており、授業の前にロッカーと机の中から出して準備をするわけです。
この管理が、いい加減な息子にはどうやら苦行のようです。
最初のうちは、持って帰る教科書とロッカーに置いておく教科書が区別できなかったようです。
一度授業で使った教材は家に持って帰ってきてしまい、すごい量の教材を持ち運びしていました。
曜日によっては10Kg以上もある荷物をもって自転車で出かけていくのですから、大変だなあと思っていたのです。
そんなある日、事件が起きました。
担任から連絡が・・・
「忘れ物が多いので、おうちで確認してください。」と担任の先生から連絡があったのです。
「あんなに沢山持ち運びしているのにそんなはずはないでしょ?」
と思い本人に確認してみると・・・
どうやら時間割は揃えて行っているけれど、いざ授業の時に机の上に揃えていなくて、探せなくて忘れたことにするとのこと。
小学生の頃はそれほど副教材がありませんでしたから、管理が出来ないということはなかったのですが。
中学生にもなってお恥ずかしい話ですが、本当にめんどくさがりなんです。
大抵の子供が出来ることが出来ない息子が、情けないと思ったりもしたのです。
そうはいっても苦手なものは仕方がないと思い、対策を取ることにしました!
授業をちゃんと聞くか聞かないかは本人の問題ですが、忘れ物をすると周りの友達にも迷惑をかけてしまいます。
なんとしても、ふせがなければなりません。
苦手なことは誰しもありますから、自分で工夫して補う能力を磨かなければなりませんね。
授業で使う教材を見える化してみた
最初にやってみたのは、ジッパーの付いた袋に教科ごとに分けて入れて持って行かせる方法です。
この方法は、いい加減息子には出来ませんでした(泣)
そもそも面倒くさがりの息子は、袋に教科書を戻す事すら面倒なようです。
次は子供自身にノートの表紙に、授業で揃える教材を書かせました。
- 持ち帰るもの
- ロッカーに入れるもの
で、文字を色分けして、記入して一目で分かるようにしました。
少しかっこ悪い気もしますが、出来ないものは仕方ありません。
教科書や副教材自体にも工夫をして、ノートに書いたのと同じ色のラベルを貼りました。
色で覚えることで行動につながれば、本人もストレスなく管理が出来るようになりますね。
これは効果ありでした!
この方法ならば袋に入れる方法とは違い、行動自体が増えることはありません。
シンプルで最小限の行動で、きちんと揃えられるようになります。
見える化した結果
授業で使う教材を見える化した結果、まだ1か月ですが、教材をきちんと揃えられるようになってきたようです。
中学に入学したばかりの時期は、
- 授業のこと
- 部活の事
- 学校のきまり
など、小学校とは違うことが沢山あるので、頭のなかが散らかってしまいがちなようです。
しっかりしたお子さんはきちんと管理ができるようですが、我が家の息子のようにいい加減な男子には難しいようです。
(いい加減男子に育てたのはわたしですが・・・)
でも出来ないからと、そのままにしておくのはご法度です。
教材が揃わないばっかりに授業に集中できないと、進みの速い中学校の学習についていけなくなってしまいます。
お子さんが教科書の管理が大変そうだと思ったら、教科書をもらった時点で対策しておくと良いかもしれませんね。
【投稿者】ちえタン