・ママ友:マモ(29歳)
・旦那:29歳
・結婚歴:3年
結婚した主人は決められない男だった
私の主人は、仕事以外のことにはテキトーな人間です。
例えば、結婚式を挙げた時もある程度価格が高額にならなければ何も言いませんでした。
その時は「一生に一度の結婚式だから、許してくれているんだ」と寛容な人だと思っていました。
結婚生活が始まってからも、家具や家電を買う時や外食をする時などもアレコレうるさく言いません。
「何でもいいよ~」の一言で済ませてしまいます。
特にこだわりがないので、決定権はほとんど私にあるんです。
何でも決めさせてくれる旦那さんは、素敵だと思う方もいらっしゃると思います。
しかし私はどちらかと言うと、夫婦で一緒に考えて話し合ってお互いが納得して決めたいタイプなのです。
私一人で一方的に決めるのは、正直楽しくないです。
イラつくことを言い出す主人
私に決めさせておいて、いざ買ってみたら気に入らなかったり、思ったものと違うと文句を言ってきたりします。
これがかなり腹が立ちます。
最初からそう言えばいいのにと、いつもイライラします。
仕事ではちゃんと周りに気を遣って働いているらしく、評価も高いみたいです。
職場の方とお会いすると、毎回主人に対してお褒めの言葉をいただきます。
社交辞令だとは思いますが、周囲の人をイラつかせることはないようです。
仕事でそれだけちゃんとしてるんだったら、私の前でもちゃんとしてくれればいいのにと余計に腹が立ちます。
夫婦ってお互い協力し合っていかないといけないと思うんです。
1人が一方的に頑張ってもう1人は何もしないというこの環境は、もはや夫婦じゃないなと思うようになってきました。
本当に夫婦としての会話も、どんどん少なくなっています。
小さなことからコツコツと
さすがに夫婦生活を破綻したいとは思わないし、離婚もしたくはありません。
何とか主人に少しでも一緒に話し合って、決めてくれるようにならないかと考えました。
いきなり主人に決めさせるのは至難の業だと思うので、2択の中からどちらを選ぶかを決めさせました。
例えば、外食をする時に、私が「和食とイタリアンどっちがいい?」という形で主人に聞きます。
大体主人はどっちでもいいよと返事すると思いますが、ここは強引に私もどっちでもいいと敢えて決めないようにします。
すると主人はどっちか決めないといけない状況になるので、どっちかを選んでくれました。
小さいことですが、決めることが嫌いな主人には2択から選ぶことをさせていくと少しずつですが決めるようになっていきました。
ついに言ってやった
そして、だんだん2択方式に慣れたところで、大きな買い物をする時に買うかどうかの選択をさせました。
相変わらず私に決めさせようとしてきたので、私はこう言いました。
「今まで私は1人で決めてきたけど、決めさせておいて文句を言われた時はもう実家に帰ろうかなぁって思ったぐらいショックだったなぁ。それでも私に決めさせますか?」
今まで主人に対してここまでのことを言ったことはなかったので、主人は少し驚いていました。
そして、少し考えて主人は
「そこまで困らせてしまってごめん」
と謝って、その後は一緒に決めてくれるようになりました。
あとで話を聞いてみると、主人は昔から自分のセンスの無さに自信がなく、決めるのが苦手だったみたいです。
決めるのが苦手な人には、自分の気持ちをハッキリ言った方がいいと思います。
もちろん自分の気持ちを一方的に言うだけでなく、相手の言い分も聞いてあげることが大切です。