公立中学校だからって、油断してはいけない!
小学校高学年のお子さんをお持ちのお母さん。
中学校入学の費用は準備してありますか?
公立中学校に行くから、準備なんて必要ないと思っている方!
そのままだと、痛い目に遭いますよ!
実際に私自身が、その痛い目に遭ったから間違いありません(T_T)
指定品の購入が意外な出費に
我が家の息子は、中学校に入学したばかりです。
「中学校は公立に行くのだから何とかなるだろう」
と、さほど事前にお金の準備をしておかなかったんです。
高校入学時には学資保険の一時金が降りるようにしてあったのですが、中学入学はまったくの盲点でした。
何にお金が掛かったかと言えば、想像以上に「指定品」の購入がありとても大変でした。
「指定品」って必ず買わなければならないのに結構高いんです。
同じものを揃えたいなら「教科書のように無料配布にしてくれ」と思う私ですが、いろいろな大人の事情でそうなることはないでしょう。
こちらに選択肢はないし準備しなければ学校に行けないのでは、有無を言わさず買うしかないわけです。
我が家のように買うときになってから苦しまないために、事前にお金の準備をしておくことをお勧めします。
入学前にかかる費用とは?
中学校に入るときに事前に準備しておくものが、小学校の時とは比べ物にならないくらいたくさんあります。
学校により準備するものしないものあるとは思いますが、事前準備だけで20万円は見ておいた方が無難です。
我が家の子供が行く中学校で6年生のうちに購入したものはと言うと、
- 標準学生服(学ラン、冬用ズボン、シャツ2枚):約5万円
- 指定自転車:6万円程度
- 指定体操着(毎日着るので夏、冬2枚ずつ):約3万円
- 通学用カバン(自転車通学なので中に雨が染みないもの):約2万円
- 通学用雨合羽:約4千円
- 上履き&体育館履き:約5千円
- 自転車のヘルメット:約4千円
- スニーカー:約5千円
合計で18万円近くかかりました。
上記は入学時に発生した出費ですが、卒業式に掛かる費用もあります。
セレモニーウェアも買わないと!
我が家はこの時点でもう破産寸前ですが、その他に卒業式、入学式に着る自分のセレモニーウェアも購入しました。
入学用の出費が続いている中で、こちらの出費も地味に効いてきます。
小学校に入学したのはかれこれ6年も前ですから、デザインやサイズの問題が出てしまっていました。
今どきのレディースフォーマルウェアってこんな感じです。
ね!なんかオシャレでしょ♪
私の持っているスーツは、古いデザインだとひと目で分かってしまうくらいダサいです。
サイズもピチピチだから「小学校入学式の時に買ったやつでしょ!」とバレバレですしね(汗)
旦那も「新しいの買ったほうがいいんじゃない?」と言ってくれたので、新しく購入することにしました。
「中学校の卒業式では、ピチピチにならないようにしてね」と嫌味の一つも言われましたけど、晴れて新しいママスーツを買うことができました。
実際の卒業式に出た時、何人かのお母さんは「入学式の時に買ったやつですね」とひと目でわかりました^^;
別にその苦労が分かるので「お察しします」という感じだけど、やっぱり新しいの買って良かったです。
最近はセレモニーウェアも安くはなっていますが、それでも1万円以上は掛かってしまいましたけど。
親より高い子供のセレモニーウェア
何気に出費にダメージを与えるのが、子供の卒業式用のセレモニーウェアです。
我が家は男の子なので、子供の服は、中学のズボンとシャツにセーターを着せたなんちゃって中学生スタイルで済ませました。
でも、女の子はそうはいかないみたいですよ。
息子のお友達も女の子は、オシャレなスーツを着た子が多かったです。
最近流行の小学生女子向けブランドは、めちゃくちゃお高いらしいですね。
テレビのニュースでも取り上げられていましたけど、ジュニア袴セットを着ている女の子も多かったです。
袴姿の女の子を見てて「カワイイなぁ~」ってママ友とも話してました。
でも、袴セットも1万円以上はするので、高いなぁ~とも思うんです。
何より小学生の卒業式しか着ないってことが、もったいないと感じてしまうんです。
妹がいればまだいいけど、たった1回着るだけで1万円以上も払うのはもったいないと思っちゃいます。
「晴れの卒業式だからもったいなくない!」という考え方もあると思いますし、この辺は各ご家庭で違うんでしょうね。
我が家は金銭的にも余裕はないし、その後の保管も手間が掛かるのできっとレンタルで済ませると思います。
レンタルだと3千円~5千円くらいです。
まあ娘のいない私の妄想トークはどうでもいいですね。
実際に娘がいたら「大切な思い出とお金のどっちが大切なの!?」なんて、旦那に噛み付いているかもしれませんしw
「自分のスーツよりお金かかった」と話している女の子のお母さんもチラホラといました。
本当に頭が痛いですね。
もうぎりぎりの状態で何とか入学準備が整ってめでたく卒業、入学に至ったわけですが・・・。
これだけでは済まなかったんです!
安心するのはまだ早い?入学後の出費
中学校に入学してからも、2か月くらいは出費のラッシュが続きます。
中学校に入ってから我が家が購入したものは、
- アルトリコーダー(学校で業者が販売):約2千円
- ポスターカラー絵の具(学校で業者が販売):約4千円
- 夏用の制服:約2万円
- 部活動で使用する道具:約9万円
- 冬用の学校指定トレーナー:約5千円
合計で、約12万円です。
もうここまでくると、気持ち悪いところを通り越してしまいました。
極めつけが息子の部活動でした。
「好きな部活に入っておいで」
といったばっかりに、
「剣道部に入ったから~。」
の一言に気絶しそうになりました。
剣道部って、
- 防具とか竹刀とか袴とかいるよね?
- 一式揃えるとどれくらいするの?
- そもそもどこで売ってるの?
なんてことが一気に頭の中で浮かんできましたが、子供の夢と希望に満ちた顔を見ていると何も言えませんでした。
結局、剣道の用具を揃えるのに「一式で約9万円」が掛かりました。
泣く泣く別の貯金を切り崩し支払いに充てましたが、部活の出費もかなり厳しいですよ。
小学校からやっていたスポーツを続けるのであればそうでもないでしょうが、新しいスポーツを始めるとなると大きい出費は免れません。
部活動によってはユニフォームやジャージも新しくそろえる必要がありますから、数万円は見ておきましょう。
それに部活動が始まってからも、テニスだったらガット・卓球だったらラバーなど消耗品を定期的に取り替えないといけません。
本気で上達したいと思ったら、「クラブチームに入りたい」とか言い出すかもしれないし。
とにかく子供はお金のことなんて考えないですから、子供の希望を応援してあげたい時にお金がないとどうにもなりません。
塾通いや習い事を始めると、毎月2万円~3万円以上は必要になります。
塾の出費は怖いですよ~。
やれ「夏合宿だ」「冬期講習だ」「漢検だ、TOEICだ」と、とにかくお金ばっかり掛かります。
習い事も「試合」「発表会」「合宿」「講習会」など、イベントが目白押しです。
お金と時間を費やすこととなります。
他にも大きな出費としては、子供に持たせるスマホでの費用も発生してきます。
スマホは「持たせるor持たせない」で意見は分かれるでしょうけど、アイフォンなんて10万円近くしますもんね。
とにかく子供に関する出費はいろいろあるので、ある程度予想しながらできるだけ対応できるように貯蓄をしていきましょう。
まだ間に合う!いますぐ貯蓄の準備を始めて!
このように中学校入学時は、思っている以上に出費が続きます。
きちんと準備しておかないと、我が家のように中学入学貧乏に陥ってしまいます。
事前にお金を貯金しておくのは大変ですが、少しずつでも準備しておかないと大変なことになっちゃいます。
「お金がないから無理」で済ませられないし、子供のガッカリする顔も見たくありませんよね。
お子さんが小さくて学資保険にこれから入ろうと思っている方は、中学入学時にもお祝い金や一時金がでるように計画することをお勧めします。
学資保険に入っていれば毎月の生活費はそのまま変えず、入学時の出費に対応することができます。
自分でコツコツ貯蓄するのが苦手な人は、学資保険を利用すると強制的に積立てできるのでお勧めですよ。
多少の金利が上乗せされたり、毎年の年末調整で控除を受けることもできます。
子供に関する出費に対しての準備では、
- 入学時の出費:学資保険
- 入学後の出費:個人で貯蓄
という分け方が、イイと思います。
入学時の出費はある程度まとまったお金が必要となりますが、出費時期が決まっているので学資保険のお祝い金や一時金で対応します。
逆に入学後に発生する出費は予測しにくいものが多いので、個人の貯蓄でいつでも自由に引き出せるようにしておきます。
こんな感じで対応できるようにお金の準備を進めていきましょう。
【投稿者】ちえタン