小さいうちから身に着けたい挨拶習慣
気持ちの良い挨拶のできる子供は、良い印象を与えるものです。
我が家では小さいころから挨拶だけは、うるさく言い続けました。
息子は今中学生ですが、近所でも学校でも挨拶には定評があります。
ご近所付き合いも希薄になった昨今では、大人でも気持ちの良い挨拶が出来る人は少ないですね。
感じの良い挨拶をするだけで印象は何倍も良くなるのに、もったいないなと思うことがあります。
子供のころから挨拶のスキルを身に着けておくと、大きくなってからの人付き合いが上手にできるようになるはずです。
挨拶は大人になっても、ぜひ継続して身に着けておきたい習慣です。
反抗期にも挨拶習慣を続けるには?
小さい子供は、みんな挨拶が上手です。
話を出来るようになってから、まずは挨拶を教えたというご家庭も多いからでしょう。
幼稚園や保育園でも毎日のルーティンワークとして、挨拶が取り入れられています。
子供が大きくなってくると、挨拶をしても褒められることって少なくなっていきます。
でも挨拶ができたときは、お子さんを沢山ほめてあげましょうね。
それと同時に挨拶をすることのメリットを聞かせてあげてください。
と言うのも、小学高学年になると
【挨拶をしない=ちょい悪=かっこいい】
みたいな感情を持ち始める子が多いからなんです。
そうならないために重要なのは、
「沢山ほめて、挨拶をすることのメリットを聞かせる」
ことを小さいうちから、大きくなってきても続けることだと思います。
大きくなると、挨拶をして褒められることも少なくなります。
やっても良いことも面白いこともなければ、やりませんよね。
挨拶のメリットを知っている息子の場合は、中学生になっても挨拶をしなくなるということはありませんでした。
挨拶での成功体験をたくさん積んできて、彼の中でなくてはならないコミュニケーションツールになったのでしょう。
まだ中学生ですから、この先もまだまだ続けていけるように
「沢山ほめて、挨拶をすることのメリットを聞かせる」
ことを私も継続していこうと思っています。
挨拶+一言で人付き合い上手に?
我が家ではそれにプラスして、挨拶をする場合はもう一言付ける事を良しとしてきました。
例えば、
- 「おはよう。今日は雨が降っているね。」
- 「いただきます。○○がおいしそう。」
- 「おやすみなさい。明日の給食は○○なんだ。」
などです。
これがおしゃべりをするスキル、人に良い印象を与えるスキルを上げたと私は思っています。
一言をプラスすることで、子供同士でも大人とも会話が広がっていくんですよね。
小学校に入学したとき、息子は初対面の友達や知らない先生に
「おはよう。○○(名前)だよ。」
と挨拶ついでに自己紹介をしていました。
私がそうするように言ったわけではないのですが、我が子ながら対人スキルが高いなあと感心しました。
最近では、中学生、反抗期真っ只中ですから、私と度々言い合いのけんかになります。
しかし今まで続けてきた「挨拶+一言」の習慣を、止めるわけにはいかないみたいなんです。
どんなにけんかしていても
「おやすみ!今日体育で50メートル新記録だったから!」
とか
「いただきます!唐揚げが食べたかった!」
とか怒った口調で言ってきます。
私も
「おやすみ!体育で疲れただろうからゆっくり休んで!」
とか
「どうぞ召し上がれ!文句あるならおかずよこせ!」
とか返事をしたりします。
お互いすごく怒っていても、なんだかおもしろくなって二人ともクスっと笑ってしまうこともあります。
挨拶をする時間がケンカ終了時間のゴングのようになっている感じです。
ケンカも長引かず、中学生男子と母親にしてはまあまあいい関係を築けていると思っています。
反抗期でもコミュニケーションのきっかけになり、良い習慣が付いていてよかったとしみじみ感じます。
まとめ
- 親が継続して「沢山ほめて、挨拶をすることのメリットを聞かせる」こと
- 親子で継続して「挨拶+一言の実践をする」こと
を続けて、挨拶のできる大人に成長してほしいですね。
社会に出てからも挨拶がしっかりできる人は、それだけで印象もよくなります。
子供の頃から身につけておくと、無理せず無意識に気持ちのよい挨拶ができる人間になりますよ。
【投稿者】ちえタン