結果が悪くても自信を無くさせない事!
小学校に入ると
- スポーツテスト
- 水泳検定
- 鉄棒検定
- 縄跳び検定
など、子供の運動能力が評価されることが増えますよね。
我が家の息子は小学校に入るまでの間、スポーツというスポーツをしていなかったので1年生の時はぼろぼろの結果でした。
最近の子供たちは、小学校に入る前から、スイミング教室や体操教室に通っている子も多いようです。
また、熱心な幼稚園では卒園前に縄跳びや鉄棒もマスターするところもあるようですね。
今までやってきた子とやっていない子では、雲泥の差が付いてしまいます。
自分が他の子よりできないことで「運動が苦手」と思っては、この先の学生期間を十分に満喫できないと思いました。
遅ればせながら小学校に入ってから運動能力を上げるため、対策をはじめました。
中学生になった現在、息子は将来スポーツ選手になるほどではありません。
しかし、人並みか、それ以上の運動能力を身に着け、積極的にスポーツに取り組むようになりました。
運動能力の向上には小さいうちの過ごし方が重要だと聞いたことがありますが、小学校入学後からでも全然遅くないです。
もちろん楽しみながら運動に取り組めたり、「上手になりたい」と子供が思えるようにサポートすることも心がけました。
運動に自信を持たせるには毎日の親子ジョギングが有効だった!
まず何に取り組むか考えたとき、とにかく何のスポーツにもつながる事は「走る事」だと考えました。
上手に走る事が出来れば、スポーツが好きになってくれるかもしれないと思ったんです。
それからは、週に5日、夕方から30分間の親子ジョギングを始めました。
あくまでもタイムなどにこだわることなく、のんびりおしゃべりしながら走る事を続けました。
タイムにこだわると、常に限界以上の走りをしなければならないので競争心のあまりない息子には向いてないと考えたからです。
1日の出来事をおしゃべりしながら30分間楽しく走るのは、息子とのコミュニケーションにもなり楽しい時間となりました。
週に5日ずっと継続してきたので、実は中学生になった今でもこの親子ジョギングは続いています。
軽い反抗期ですが、気分のいい時には学校での話などをしてくれるのでいいコミュニケーションの時間になっています。
次第に上手に走る事が出来るようになり、本人は運動に自信がついたようです。
その結果か、他のスポーツにも積極的に取り組むようになりました。
結果を見たときの親の声掛け次第で意識はかわる!
運動に苦手意識を持ってしまうと、挑戦する気持ちがなくなってしまいますよね。
初めてのスポーツテストや検定などで良い結果が出なくても、運動が苦手と思わせないようにしてあげるのが大切です。
子供に対して「運動神経が悪い」「運動が出来ない」などとは絶対に言ってはいけません。
小学生低学年の子供は、まだ素直です。
親がそう言ったらそうなのかと思い込んでしまって、ちょっとしたトラウマになってしまいかねないからです。
息子の場合、
「やり方が分からなかったんだね。一緒に練習してみる?」
と声をかけてあげたら、自尊心を傷つけずに気持ちをスポーツに向けてあげることが出来ました。
息子はジョギング効果もあってかスポーツへの苦手意識もなくなり、縄跳びや鉄棒にも挑戦してみる気持ちが出来ました。
競争心があまりない子供の場合は、自信を付けてあげることが運動能力を上げる秘訣です。
中学生になった今、部活動で毎日ジョギングがあるのですが、毎日1位でゴールすると目標を立てて頑張っています。
ジョギングですから、1位でゴールする必要はないんですけどね。
お友達や部活動の先輩から「早く走れる子」と認識されたようで気分よく楽しく取り組めているようです。
小学校に入ったばかりのスポーツの検定などは、運動能力の差というより経験値の差です。
ここで苦手意識を持たせず、親子で楽しくスポーツに取り組んでいけば、運動能力の向上の可能です。